if you have an idea and i have an idea and we exchange these ideas,
then each of us will have two ideas.

BLOG

ネット広告やSNSを利用した販促が主流になっている現在でも、チラシ広告は多くの企業が採用しています。では実際に「どんな効果があるのか?」「費用はどの程度掛かるのか」など、初めて企画する方でも分かりやすいよう具体的に解説していきます。この記事で「チラシ広告で得られる効果の全体像」を把握できますので、販促前の基礎知識としてお役立てください。

  1. チラシ広告とは?
  2. チラシ広告で期待できる効果
  3. チラシ広告の反響率
  4. チラシ広告を作るのに必要な費用
  5. チラシ広告で気を付けるポイント
  6. まとめ
  1. チラシ広告とは?|神戸市のWEBデザイン・ORDERweb|オーダーウェブ

    チラシ広告とは?

    皆さんはチラシ広告に関して、どれくらいの知識をお持ちでしょうか?テレビCMやSNS、メルマガなど集客や購入を目的としたマーケティングはたくさんありますが、「チラシ広告」も非常に有用なマーケティングの1つです。
    よく「チラシを撒いたけど集客効果が出ない」と言われる方がいらっしゃいますが、そのほとんどの方が「チラシ広告」に関する認識が甘かったり、目的を間違えている可能性があります。

    「何も考えずチラシを作って撒くだけ」な場合、集客に失敗する可能性が高くなりますが、しっかりと戦略を練ってチラシ広告を利用することで、「集客効果の最大化」や「購入を誘致」することができます。目に見えない販促効果も付いてきますので、チラシ広告を検討されている方は「チラシ広告の基本」を抑えておきましょう。

    チラシ広告の目的

    チラシ広告の大前提は「地域に密着したブランディング」です。テレビCMなどとは違い、限定した地域に安価な費用で、自社サービスをアピールすることができますので、「チラシ広告の目的を明確にする」ことで非常に優秀な集客ツールになるでしょう。
    マーケティングの基本的な考えは「まず自社サービスに興味を持ってもらう」ことですので、チラシ広告を利用する場合も例外ではありません。ここを理解しているとしていないとでは、チラシ制作の方向性が大きく変わってきます。

    よくありがちなパターンが、「自社のサービス内容を記載しているだけ」のチラシを、「適当な近い地域に撒く」ことです。
    これだと効果はあまり期待できません。正確には、目的に沿った絞り込みを行っていないので「ユーザーによる興味が薄く、チラシ広告の効果が半減する」可能性があるということです。
    チラシ広告の内容や目的によって例外はあるものですが、それっぽいものを「作る」・「撒く」だけで集客効果があるなら苦労しません。しっかりアピールしたいポイントを決めて、より訴求力が期待できるターゲットを意識することが重要です。

    仮に「アプリを使って顧客と簡単に取引できるサービス」をチラシを使って宣伝したいとしましょう。
    この場合であれば、スマートフォンやパソコンに苦手意識が強いシニア層を狙うよりも、若い世代をターゲットにするべきですよね。そうなると、配布エリアの特徴を調査する必要がありますが、調査と言ってもあまり難しく考える必要はありません。
    「〇〇区〇〇町には、ファミリー住宅が多く、比較的若い夫婦が多い」や、「〇〇区〇〇町には、単身アパートや学生アパートが多い」などの情報だけでも掴めれば、「アプリを使って顧客と簡単に取引できるサービス」のチラシ広告を撒く理由に繋がるでしょう。

    上記は、チラシ広告を制作するうえで基本的な一例になりますが、「チラシ広告で集客に初めて挑戦される方」、もしくは「チラシ広告は効果がない」と言われている方の多くが、こういった基本となる部分を飛ばしている傾向があります。
    ほんの少しの情報を考慮しただけでも「適当にばら撒く」より効果が期待できますし、さらに詳しく「配布したいエリアの人口や年齢」「店舗の数や職種」などの傾向を掴むことができれば、より集客効果や売上を伸ばすことが期待できるでしょう。

    また、情報収集に加え、効果的なチラシのデザインや、配布手段も重要になってきます。「チラシ広告で集客効果をあげる基本となる項目」にブレを生じさせない為にも、まず「目的の明確化」をかならず行うようにしましょう。

    チラシ広告の配布手段

    チラシ広告の配布は、大きく分けると下記の2パターンになることがほとんどです。それぞれ特徴がありますので、より自社が求める効果に近い配布方法を選びましょう。

    新聞折込チラシ

    新聞折込は、印刷したチラシ広告を「新聞に折り込んで」配布するタイプになります。新聞の購読率は、インターネットが普及が普及したことで低迷していますが、新聞の持つ信頼性や信憑性が高い事は変わりません。

    そういった世の中への関心が高いシニア層や、主婦層へのアプローチに新聞折込は適しており、配布費用が安く抑えられることも大きなメリットです。新聞を取っている世帯に確実にチラシが届くことで、その後の効果分析や改善に役立てやすいことも特徴の1つになります。

    ポスティングチラシ

    ポスティングは、印刷したチラシをターゲットの住宅やマンション、店舗などのポストに投函する方法です。新聞折込のチラシとは違うタイミングで投函される事で、ユーザーに目を通してもらえやすくなる場合もありますし、より配布したい住宅や店舗を絞ることができます。

    ポスティング業者に依頼すると、配布枚数や配布地域によって費用が高くなる傾向にありますが、そういった場合は自社スタッフや自身で配ることでコストを抑える事ができます。

    いかがでしょうか?チラシ広告は単純に「作る」・「撒く」だけでは、効果を実感しにくくなります。ですが、「目的を明確化」したうえで様々なデータの分析・利用していく事で、集客効果の期待値をあげることができます。
    こういった理屈っぽい話をすると、みなさん最初は難しく考えがちですが、チラシ広告を定期的に行っていれば、間違いなく「慣れます」。慣れてくれば必然的にレベルアップしていきますので、ぜひ「チラシ広告を活用」して集客を狙ってみてください。

  2. チラシ広告で期待できる効果|神戸市のWEBデザイン・ORDERweb|オーダーウェブ

    チラシ広告で期待できる効果

    チラシを配布すると、事業や店舗にとって「どういった効果」が期待できるのか。今まで請け負ったチラシ広告の制作、成果や経験を元に、具体的な効果についてご紹介します。

    • 新規顧客を呼び込める

      チラシ広告は、不特定多数のユーザーに情報を届ける事ができる為、新規顧客の獲得に繋がりやすくなります。配布エリアを限定する事で、特に地元住民からの集客を効率的に行えますので、事業によっては大きな反響が期待できます。

    • リピーターの獲得に繋がる

      チラシ広告は撒くだけではなく、ターゲットとなる地域やユーザーのデータ収集も行う必要があります。このデータを利用して詳しく情報を分析できれば、キャンペーンやイベントの案内など、より効果が期待できるリピーターの確保に繋がりやすくなります。

    • 視認性が高い

      チラシ広告は直接ポストに投函されるため、手に取ってもらえる可能性は非常に高くなります。そこでデザインやアピールポイントで興味を引くことができれば、より詳しい情報が確認できる「ホームページへの誘導」や「電話やメールによる問い合わせ」に繋がりやすくなります。

    • 即効性が期待できる

      チラシ広告は狙ったタイミングで配布することが可能です。紙媒体は視認性が高いため、ユーザーに有用な内容であれば、その場でアクションを起こしてもらえる可能性があります。事業のイベント期間や、暇になる時期などに合わせて配布することで、計画的に集客することができます。

    • 事業のブランディングや認知に繋がる

      事業にとって「知ってもらう」ことは非常に大切です。チラシ広告を定期的に配布することで徐々に認知度が高まり、集客や売上に繋がりやすくなります。あわせて「※ザイオンス効果」も期待できますが、配布する頻度が多すぎるとイメージを悪化させかねないので注意が必要です。

      ザイオンス効果とは

      ザイオンス効果とは、アメリカの心理学者ロバート・ザイアンスが提唱した、別名「単純接触効果」とも呼ばれている心理効果のことです。最初は興味や関心がなくても、対象と何度も繰り返して接触することにより、警戒心や恐怖心が薄れ、好感度や評価などが高まっていくという効果です。

    • 保管してもらいやすい

      チラシに記載する内容によっては、保管してもらえる可能性があります。あとで読み返してもらえることは、初回購読時よりも集客効果があがる傾向にありますし、保管してもらうことで事業情報を継続的に与えることができます。

    いかがでしょうか?チラシ広告に期待できる効果は、新規顧客やリピーターの獲得だけではありません。「目に見えない効果」もしっかりと把握して活かせれば、より集客効果を上げる事ができます。

  3. チラシ広告の反響率|神戸市のWEBデザイン・ORDERweb|オーダーウェブ

    チラシ広告の反響率

    チラシ広告を撒いた後はしっかりと効果を把握する為に、反響率(反応率)を押さえておく必要があります。反響率とは、資料請求や問い合わせ数、商品の購入やクーポン使用などの「反応があった割合」を示します。チラシ配布の効果を測定することは非常に重要な項目ですので、反響率の基本を抑えておきましょう。

    反響率の計算の仕方

    反響率の計算方法は、「反響数÷配布枚数×100%」で求める事ができます。仮に、1万枚のチラシを配布し、19人から反響があった場合は、「19÷10,000×100=0.19%」と計算することができます。

    反響率の平均値

    一般的なチラシ配布に対する反響率は0.01%~0.3%と言われています。1万枚のチラシを配布した場合、1件~30件の反響が想定できます。もちろん提供している商品やサービス内容、配布エリアによって反響率に対する評価は変わりますので、あくまでも目安として考えましょう。

    反響率の検証期間

    特売情報などの期間が限定されているチラシであれば、期間終了後すぐに検証することになりますが、期間が限定されていない内容のチラシであれば、2週間前後ほど様子をみてから検証を開始しましょう。

    いかがでしょうか?チラシ広告の反響率は、制作チラシの内容や業種によって異なります。サービス内容の単価が高い業種ほど反響率は低くなる傾向にあるので、自身の業種の平均反響率は把握しておくと良いでしょう。
    また、チラシ広告を配布した際に、「いつ」、「どこに」、「どのチラシを」、「どれだけ」を記録しながら、反響率とセットで検証するようにしましょう。チラシ広告で集客に取り組む人にとっては常識ですので、初心者の方は覚えておきましょう。

  4. チラシ広告を作るのに必要な費用|神戸市のWEBデザイン・ORDERweb|オーダーウェブ

    チラシ広告を作るのに必要な費用

    他の広告媒体に比べて、コストが低いと言われていますが、「実際にどういった項目で、どの程度の費用が掛かるのか」を抑えておきましょう。配布エリアや紙サイズ、デザインにもよって制作費用は前後しますので、平均的な相場をご紹介します。

    制作に掛かる費用

    ※依頼する制作会社によって別途費用が掛かる場合があります。

    制作項目 費用の目安
    デザイン費 10,000 ~ 80,000円
    原稿制作費 10,000 ~ 40,000円
    撮影費 30,000 ~ 80,000円
    素材費 1,000円 ~
    修正費 総額の20% ~ 40%

    印刷に掛かる費用

    ※コート紙90kg、数量10,000部、フルカラーを基準としています。

    用紙サイズ 片面印刷 両面印刷
    A3(297×420mm) 40,000 ~ 50,000円 50,000 ~ 60,000円
    A4(210×297mm) 15,000 ~ 25,000円 20,000 ~ 30,000円
    A5(148×210mm) 15,000 ~ 20,000円 20,000 ~ 25,000円
    B4(257×364mm) 30,000 ~ 40,000円 35,000 ~ 45,000円
    B5(182×257mm) 15,000 ~ 20,000円 20,000 ~ 25,000円
    B6(128×182mm) 10,000 ~ 15,000円 15,000 ~ 20,000円

    配布に掛かる費用

    ※都道府県、各配送エリアや業者により異なります。

    配布方法 費用の目安
    新聞折込 1枚あたり2.5円 ~
    ポスティング 1枚あたり4.5円 ~

    制作費用を抑えるためのポイント

    全ての制作を任せると、比例して制作費も高くなっていきますので、コストをなるべく抑えたい場合は「自分で準備する」ことが必要になります。ではどういったものを準備すれば、費用削減になるのか見ていきましょう。

    • 原稿を用意する

      チラシに載せたいキャッチコピーやアピールしたい内容など、記事としてまとめておくことで原稿制作の費用をカットできます。ただし、記事やサービス内容の書き方1つでチラシの効果が左右される可能性があります。チラシ広告は情報を多く載せればというものでもないので、考慮したうえで原稿を用意しましょう。

    • 写真画像や素材を用意する

      制作で使う画像や無料素材を自分で用意することで、撮影費や素材費をカットすることができます。ただし、無料素材は頻繁に使われることが多いので、チラシ広告に採用した場合は、「どこかで見たような画像」と印象づけてしまう可能性があります。

    • フリーランスのデザイナーを採用する

      個人で事業をされているフリーランスの方を検討しましょう。制作会社に依頼しても、実際に作るのは下請けのフリーランスということはよくあります。費用も制作会社に任せるより安く済むことが多く、実力のあるフリーランスに任せる事で、「安くてクオリティの高い」チラシを作ることができます。

    • 発注から納期まで期間に余裕をもつ

      納期までに余裕をもって発注すれば、制作や印刷費用を割引してもらえる可能性があります。逆に急ぎで発注した場合は、通常料金より割高になりやすいので注意しましょう。

    • チラシ広告に記載した内容をしっかり確認する

      チラシが印刷された後に記載内容に間違いがあると、修正費用や再印刷が必要になります。誤字脱字なども含めて間違いがないよう慎重に確認しましょう。特に商品の型番や表示価格など「数字」にミスが起こりやすい傾向があります。

    いかがでしょうか?チラシ広告の制作費用といっても、内訳では様々な項目があることがお分かりいただけたと思います。また、制作を任せる相手によって「予算内でどこまでやってくれるのか」の確認も重要です。
    渡した原稿や素材に沿って、そのまま制作するだけの会社もあれば、構成のアドバイスや原稿のチェックも含めて制作してくれる会社もありますので、依頼する場合は「単純な安さ」だけで決めてしまわないようにしましょう。

  5. チラシ広告で気を付けるポイント|神戸市のWEBデザイン・ORDERweb|オーダーウェブ

    チラシ広告で気を付けるポイント

    チラシ広告を配布することで得られる効果は様々なものがありますが、気を付けるべき点やデメリットがあるのも事実ですので、忘れず把握しておきましょう。

    • 費用対効果が見合わない場合がある

      チラシ広告は反響数に関わらず、制作から配布の段階でコストが発生します。大量のチラシを配布したとしても、記載する内容やサービスが目的に沿っていない場合や、お客様のニーズに刺さらなかった場合、提供する価格が安すぎる場合など、チラシ広告に掛けた費用に対して、回収が見込めない場合もあることを覚えておきましょう。

    • 配布する住宅によってクレームになることがある

      こちらは新聞折込ではなく、ポスティングに限った話になりますが、ポスティングの行為自体を不快に思う管理会社や住民も多く、状況によって「クレーム」などのトラブルになるケースがあります。もしクレームがあった世帯があれば、しっかりと情報を残しておき、次からは配布しないよう心掛けましょう。

    • 他のチラシに紛れてしまう可能性がある

      新聞折込もポスティングもポストへの投函になることがほとんどです。チラシ広告を使って集客に取り組んでいる会社は山ほどありますので、配布するタイミングによって紛れてしまう場合も多くあるでしょう。回避するためには「差別化されたデザイン性」の高いチラシを作るなどして、より目に留まりやすい構造にすることが大切です。

    • 情報の持続性が低い

      ホームページやブログなどは、自身で消去しないかぎり半永久的に公開され続けますが、チラシ広告はそうはいきません。新聞と一緒に捨てられてしまったり、子供が遊んで破いてしまったりすると、チラシ自体が無くなってしまいます。もちろん無くなれば見られることはありませんし、情報を届ける事もできません。こういった残念な結果にならないよう、チラシが捨てられないようにする工夫も必要です。

    • 素人の方が自分でチラシ広告を作る

      自身でチラシ広告を作ることは、あまりコストも掛かりませんので、やろうと思われる方が意外と多いです。無料のテンプレートもありますし、「作るだけ」ならハードルは昔ほど高くありません。ですが、ここまで読んでいただけた方ならお分かりかと思います。チラシ広告といっても、目的によって考慮しなければいけない点が山ほどありますので、成果を実感できるようになる頃には、通常より余計にコストが掛かってしまっている場合があります。

    代表的なポイントを5点挙げましたが、提供したいサービスや業種によって、まだまだ考慮しなければいけないデメリットも存在します。ですが、デメリットを回避することができれば、チラシ広告の効果を最大限に発揮することができるので、自身の事業・業種に合った上手なチラシ集客を行いましょう。

  6. まとめ|神戸市のWEBデザイン・ORDERweb|オーダーウェブ

    まとめ

    いかがだったでしょうか?チラシ広告の制作に関する基本を理解すれば、「効果が全くないようなチラシ配布」は避けれる可能性が高くなります。また、誰でも簡単にネットで情報を得られるため、チラシ広告に興味を持ってくれた方が「事業のホームページを確認する」アクションを起こすことも非常に増えています。
    事業のホームページを持っている場合は「チラシ広告の効果をさらに引き出してくれる」でしょう。

    チラシ広告のデザイン制作や、どんな配布方法が良いのか迷われている場合は、良ければご相談ください。宣伝したいサービスの内容やデザイン、イメージやご予算から最適な提案をさせていただきます。その他にも名刺制作、ホームページ制作から運用・SEO対策まで、幅広く対応しています。
    ここまでお読みいただき、ありがとうございました。本記事を参考にチラシ広告について理解を深め、効果的な集客を行ってください。