if you have an idea and i have an idea and we exchange these ideas,
then each of us will have two ideas.
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せっかく名刺を渡すなら印象に残る名刺を渡したいですよね。一般的な名刺では「面白くない」と感じる方には、こだわりが映える「特殊加工を施したデザイン名刺」がおすすめです。特殊加工の種類も豊富に用意されていますので、特にインパクトのある種類や特徴について解説していきます。
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活版名刺
活版名刺は凸のある版を使い、紙素材に圧力をかけることで「独特な文字」を演出します。
職人の手で1枚ずつ作り上げられる活版名刺は、デジタルでは表現しきれない味わいを持っています。版に付くインキの量や、刷る度に押し当てる場所が異なる為、1枚1枚に刷りムラができます。
そのわずかな違いと凸凹感、ぼんやりとした特徴ある輪郭が、活版印刷独特の雰囲気を引き出します。もちろん日本語だけでなく、英単語にも対応しているため、海外からも高い評価を受けており、クリエイターやフリーランス、ショップオーナーなど業種を選ばず、様々な方から愛用されています。
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スケルトン(クリア)名刺
スケルトン名刺は名前の通り、すりガラスのような乳白色の透明感が特徴です。
光沢を抑えた特殊な素材を使うことで、透明・半透明な名刺を実現しており、非常にオリジナル性が高くなっています。特に防水を施したスケルトン名刺は、ダイビングやマリンスポーツなど「水を扱う職業」の方からも重宝されています。透明なこともあり、両面印刷の場合はデザインを合わせる必要がありますが、うまく組み合わせることで、他の名刺には真似できない素敵なデザインに仕上がります。最近では、ショップカードやポイントカードにも利用される人気のデザイン名刺です。
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レーザーカット(アートカット)名刺
レーザーカット名刺は、高精度なレーザーによって様々なカッティング加工を施すことができます。
今までの打ち抜き加工では再現しづらい細かなデザインも、忠実に表現することができます。レーザーカット名刺は切るだけではなく、切り抜きはもちろん、点線などのミシンカットや切り込みを入れることで「クリップ風」な加工も。アイデア次第で名刺に色々な魅力を引き出すことができます。レーザーカット加工は名刺だけでなく、表札やコースターなどの雑貨に至るまで多く使われている技術です。シンプルなデザインから大胆なデザインまで幅広く表現できるので、名刺に利用すれば「より個性的」な印象を与えることができるでしょう。
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ヴィベール名刺
ヴィベール名刺は、表面にモコモコした素材を使っており、絨毯のように上品な手触りが特徴です。
作る側のデザインに合わせて、「可愛い」や「ソフトで優しさの溢れる」印象まで、幅広く表現することができます。素材やカラーも豊富に用意されていますで、自身のイメージにあったものを選ぶことができます。あまりに細かすぎるデザインの場合、うまく再現しきれない場合もありますが、「動物」や「物」をモチーフにする名刺であれば、非常に相性が良い加工技術です。
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彫刻名刺
彫刻名刺は、ヒノキの板にレーザーカット加工を施すことで「高級感」を演出してくれます。
ほのかなヒノキと香りと、木特有の質感は、古き良き「和」のイメージ。レーザーカット加工は、小さな文字や絵柄も鮮明に再現できます。カットされた断面には、木特有の焦げ目がつき、「こだわった名刺」にふさわしい魅力を引き出してくれます。紙素材の名刺には真似できない「存在感」のある彫刻名刺は、職人稼業やアンティークショップなどで愛用されることが多い印象です。日本の名刺は紙素材がほとんどですので、こういった名刺は特別な「インパクト」を残せるでしょう。
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2つ折り名刺
2つ折り名刺は、写真や文章など「より情報を多く伝えたい」時に有効な名刺です。
ショップカードやポイントカードとして見ることが多いですが、「開いてみたい」という心理的効果を名刺に利用することで、より名刺の持つ「営業ツールとしての効果」を発揮することができます。およそ2倍の面積を使えるということは、単純に情報量を載せられるだけではなく、デザインの幅も広がります。こだわったデザインにすることで、通常の名刺には出せない「アクセント」になるでしょう。
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3D名刺
3D名刺は、画像や文字が浮き出る特殊効果を使った「立体」が特徴の名刺です。
「ついにここまで来たか」と言いたくなってしまうような、まさに最新技術の名刺です。文字や画像にレンチキュラー効果を与えるものや、目の錯覚を利用した特殊な紙素材を利用することで、裸眼でも立体感のある3D効果を得ることができます。
この他にもアイデア次第で様々な視覚効果を利用できます。費用は通常の名刺に比べて割高になってしまう傾向ですが、「インパクト」を残すにはもってこいでしょう。話題性も抜群ですので、名刺交換の目的によっては採用一択でしょう。
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香り名刺
香り名刺は、印刷部分を擦ることで香りが漂う「ちょっと不思議」な名刺です。
香りを閉じ込めたマイクロカプセルを印刷インク化することで、名刺に香りと奥行きを与えます。見た目は普通の名刺でも、「ふわっと香る良い匂い」は相手に与える印象も良くなり、落ち着いた空間を演出できます。香りの種類も豊富に用意されているので、自身の気に入ったカプセルを選ぶことができます。名刺を渡す際に「すかさず擦る」技術は必要不可欠なので、身に付けておきましょう。
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食べられる名刺!?
食べられる名刺は、もはや「名刺」と呼んでいいのでしょうか。
ここまで来ると「ネタ」として大いに活躍できますので、ある意味「最強」の名刺です。クッキーやガム、煎餅や落花生など、様々な種類で作る事ができます。相手の好みに合わせて渡せれば相乗効果も期待できるでしょう。確かに「インパクト」は抜群ですが、食べられてしまうと元も子もありません(笑)。覚えてもらうために、通常の名刺と併用して利用することをおすすめします。
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まとめ
いかがだったでしょうか?今回ご紹介した以外にも、様々な紙素材や特殊な加工があります。名刺は「相手に自分の情報を伝えられる優秀な営業ツール」ですので、人とは違う「デザイン性のある名刺」を渡すことで、印象に残りやすくなるかもしれません。名刺の重要性について気になる方は、下記よりご参照ください。
ご自身でのデザイン制作や、どんな名刺が良いのか迷われている場合は、良ければご相談ください。
持たれているデザインのイメージやご予算から、最適な提案をさせていただきます。その他にも、ホームページ制作から運用・SEO対策まで、幅広く対応しています。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。本記事を参考にデザイン名刺について理解を深め、効果的な名刺交換を行ってください。