if you have an idea and i have an idea and we exchange these ideas,
then each of us will have two ideas.

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ビジネスと言えば、まず最初に名刺を交換することが常識となっています。ですが、近年では「名刺はいらない」と主張する方も増え始めた為、名刺の必要性について疑問を持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで今回は、名刺がもたらしてくれる効果やメリット、役割や必要性なども合わせて解説していきます。

  1. 名刺は本当に必要なのか?
  2. 名刺の役割と目的
  3. 名刺交換のメリットと効果
  4. 自分で作るのはNG?
  5. まとめ
  1. 名刺は本当に必要なのか?|神戸市のWEBデザイン・ORDERweb|オーダーウェブ

    名刺は本当に必要なのか?

    名刺の必要性に関して賛否両論ありますが、まず間違いなく「必要」でしょう。
    正確に言えば、必要な場面と不必要な場面が混在している為、持っておいて損はないという事です。これは業種によるかもしれませんし、自身の営業スタンスにもよるでしょう。
    ですが、相手側が名刺を出した時に「自分は持っていないので交換できない」という事が、マイナスに働くことがあるかもしれません。代表や重役であれば尚更ですし、ビジネスシーンを重んじる企業もまだまだ多くあります。
    そんな中、FacebookやYoutubeなどでは「名刺不要説」も多く主張されています。主な理由は以下の通りです。

    • 名刺は紙の無駄遣いだし、コストが無駄
    • 個人情報も含むし、紙媒体は管理が大変
    • FacebookなどのSNSツールが名刺代わりになる
    • 名刺が必要となる働き方は古い

    こう見ると「名刺いらない派」の主張も一理あるなと私も思います。日々のコスト削減も大事な事だし、業務の効率化を考えた場合でも合理的です。ですが、こういった主張をする・当てはまるのは「先進的な働き方」をしている企業や、IT業界など「比較的若い方が多い」業種によるところがあります。

    まだまだ世の中には「文化的な慣例」が残っています。相手側が名刺を出せば、そこに個人情報は含まれますし、管理も必要になります。もし自身だけでも上記のような問題を解決したいのであれば、紙媒体の名刺ではなく、オンライン上で管理できる「オンライン名刺」も手段の1つでしょう。

    名刺は一瞬で相手に自分の情報を伝えられる優秀な営業ツールです。
    相手側と話せるキッカケになりますし、自分をアピールするチャンスにもなります。使い方によって、名刺交換を活かせる場はまだまだありますので「名刺はいらない」と言い切るのは早いですし、まだまだ世の中も追いついていません。
    また、印象的な名刺を渡すことで得られるメリットや効果も数多くありますので、結論「名刺は持っておいて損はない」と言えるでしょう。
    ただし、意味や目的を持たない名刺を闇雲に交換しても、得られる効果や実感は少ないです。あまり深く考え過ぎるのもどうかと思いますが、営業ツールとして「名刺が持つ役割」を最低限理解することが大切です。

  2. 名刺の役割と目的|神戸市のWEBデザイン・ORDERweb|オーダーウェブ

    名刺の役割と目的

    たかが名刺と思われるかもしれませんが、名刺が持つ役割を理解して、目的に合わせた作りにすることは非常に重要です。基礎ができていないと、名刺を何枚渡しても意味がないと言ってもいいですし、本当に経費の無駄です。
    実際に今「名刺に対しておおげさじゃね?」と思われた方は、ぜひ名刺制作を任せている人と綿密に打ち合わせすることをおすすめします。上述したように、名刺は「自分の情報を伝えられる優秀な営業ツール」です。
    「八方美人な名刺は捨てていい」と言われる程、普通過ぎる名刺は役にたちませんので、しっかりと戦略を立てて制作を検討しましょう。

    名刺が持つ3つの役割

    名刺交換と言っても、名刺を見ている時間は一瞬。ほんの数秒な事がほとんどです。つまり名刺は「読むもの」ではなく、「見るもの」なんですね。長々と文章を載せても情報量が多すぎて相手側はインプットできませんし、よほど興味がある状態じゃないと読むこともありません。
    使い方や使う場面によって、様々な役割を持つことができますが、名刺が持つ役割は大きく3つに分けることができますので、ここを理解しておくと不要な情報を削減できるはずです。

    • 顔と名前を覚えてもらうこと

      顔と名前を覚えてもらうことは大前提です。「どんな会社で、どんなサービスを提供しているのか」も必要な要素ですが、誰がしてくれるのか。というポイントも忘れてはいけません。
      「あなただから任せてみたい」と言ってもらえる事は誰だって嬉しいですよね。まずは自分に興味を持ってもらうことが「どんな情報より優先すべき」ですので、名刺が持つ最大の役割と言えます。

    • コミュニケーションの入口

      仕事を任せようとする側は、内容の優劣だけでなく、人柄で決める事も多くあります。会社名、肩書き、名前と連絡先だけ書いてあるような名刺がよくありますが、これでは身分を記載しただけで何のアピールにもなっていませんし、話題にもならないので渡して終わりでしょう。
      しかし、名刺交換で生まれる会話や行動は、文字だけで伝えるよりも遥かに印象に残りますので、この役割を利用しない手はありません。

    • 次のアクションを起こしてもらうキッカケ

      どんなサービスを提供できるのか。をできるかぎり「端的かつ正確に伝える」事も名刺の役割です。上述したように、名刺は読むものではありませんので、見た瞬間に分かるようにしなければなりません。それはデザインであったり、ロゴやキャッチコピーでも構いません。
      ただし、名刺を渡したとき、思い出した時に一瞬で事業内容を伝えれる事が強みになりますので、特別な理由がない限り、長々とアピールポイントや企業の情報を記載することは控えましょう。

    いかがでしょうか?基本的な役割を3つとして分けましたが、ここに名刺を渡す目的をプラスしていきましょう。目的を明確にすることで、役割を確定させることはもちろん、デザインや媒体、素材やテキストまで、名刺制作に必要な方向性を決めていくことができます。

    名刺を渡す目的を考える

    どんな名刺を作るにしても、名刺が持つ役割はあまり変わりません。そのため、役割だけを重視した作りにすると、みんな似たようなデザインや内容になってしまいます。そこで必要になってくるのが「名刺を渡す目的」を明確にすることです。
    「何の為に名刺を交換するのか」は、人によって様々な理由があります。この目的を明確にできないと、マーケティングとして機能せず、効果が実感できにくくなってしまいます。では、実際にどういった目的を持って作られる事が多いのか。の実例をあげてみましょう。

    • どんな事業なのかを分かってもらいたい
    • 人柄・熱意をアピールしたい
    • お店に足を運んでほしい
    • 問い合わせに繋げたい
    • 無料サンプルを申し込んでほしい
    • キャンペーンに参加してほしい
    • ホームページやブログを見てほしい

    あげるとキリがありませんが、上記のような目的は実際に多く使われます。例えば「ホームページを見てほしい」ことを目的とした名刺を作るとしましょう。その場合は下記のような作り方にすることで、普通過ぎる名刺よりもアクセスを期待できます。

    • ホームページURLをQRコードにする

      今はほとんどの方がスマホを持っており、外出先でも手軽にページへアクセスできます。スマホには、QRコードの読み取り機能が標準で付いているので、スマホをかざすだけでホームページへアクセスしてもらえます。こんな便利な機能を無視してまで、文字で記載するメリットはありませんので、QRコードを採用しましょう。

    • 必要最低限の情報だけにする

      ホームページに誘導することが目的であれば、デザインで事業情報をカバーしつつ、会社名と名前、QRコードのみでも良いかもしれません。実際にホームページへアクセスしてもらえたなら、詳しい事業内容は見てもらえますし、住所や電話番号なども確認してもらえます。あえて情報を省くことは、相手に興味を持たせる手段の1つになります。

    • キャッチコピーを工夫する

      名刺を渡す目的が「ホームページを見てほしい」に限ったことではありませんが、キャッチコピーを記載してQRコードへ誘導する場合、少しフレーズを工夫することで見てもらえる可能性があがります。
      「事業内容はこちら」
      などと記載して、QRコードに誘導するよりも
      「あなたが納得いくものをご用意しています」
      と記載した方が「ほう…どんなものかな?」と思ってもらえそうですよね。

    いかがでしょうか?もちろん全ての人や条件に当てはまる訳ではありませんが、名刺の役割や、交換する目的を考慮することで「普通過ぎる名刺」には出せない方向性が生まれます。
    刺さる人には刺さりますし、名刺を交換する相手によって、デザインや内容を変えるのも効果的な手段です。名刺を作る時は「役割と目的」をかならず頭に入れておきましょう。

  3. 名刺交換のメリットと効果|神戸市のWEBデザイン・ORDERweb|オーダーウェブ

    名刺交換のメリットと効果

    名刺を渡す事で得られるメリットも忘れてはいけません。紙名刺でもオンライン名刺でも非常に多くのメリットがありますので、渡せるチャンスがあるなら渡して損はしないでしょう。
    名刺は単なる情報伝達ツールにとどまらず、それ以上のプラス効果をもたらしてくれます。そのメリットと効果の一例を見ていきましょう。

    • 身分の証明による相手への安心感

      一般的な名刺であれば、会社名や役職、住所などの事業情報が記載されている為、相手への安心に繋がるでしょう。
      初対面の方とビジネスの話をする時は、名刺交換をすることが慣例です。逆に名刺を渡さなかった場合、それだけで信用の低下に繋がる可能性もあるので、注意が必要です。

    • その場で確実に見てもらえる

      紙媒体の名刺に限定されますが、手渡しする名刺は「その場で確実に見てもらえます」。もちろん名刺には伝えたい内容が記載されているので、相手に情報がインプットされますし印象にも残りやすくなります。さらにデザインや内容にインパクトを持たせると会話のキッカケにもなります。

    • 相手の情報を知ることができる

      名刺を渡した時は、相手側からも名刺をもらうことが多くなります。もちろんそこには情報が記載されているので、共通点や提案の材料にすることができます。
      仮に私で例えますと、名刺交換をして「ただ配っているだけのような名刺」であれば、マーケティングが苦手なのかな?と予想できますし、「こだわりを感じる名刺」であれば、事業の目的や性格、会社の特色なども参考にすることができます。名刺には情報が詰まっているので、ぜひ活用しましょう。

    • 人脈作りや紹介状にもなる

      名刺交換を行うことで、会社や個人問わず「繋がり」を持てるようになります。業種も問わないので、好印象を与えることができれば、仕事を紹介してもらうことにも繋がるでしょう。

    この他にも、丁寧に名刺を作る事で得られる効果はたくさんあります。メリットを最大に活かすことで、思わぬところから連絡をいただくことも実際にあります。そのためにも、まずは「印象に残る名刺作り」を心掛けましょう。

    「インパクト抜群」の名刺を作るなら特殊加工がおすすめ|神戸市のWEBデザイン・ORDERweb|オーダーウェブ
    「インパクト抜群」の名刺を作るなら特殊加工がおすすめ
    普通が「面白くない」と感じる方には、「特殊加工を施したデザイン名刺」がおすすめです。
  4. 自分で作るのはNG?|神戸市のWEBデザイン・ORDERweb|オーダーウェブ

    自分で作るのはNG?

    正直なところ、素人の方が一から作るのは、あまりおすすめはできません。
    自分で作るとなると、名刺自体を作る機会はそこまで多くないですよね。1回の制作で大量発注し、無くなるまで次の制作はしないのが普通です。
    そうなると制作数が圧倒的に不足するので、経験値が蓄積できません。デザインや記載する情報にもよりますが、名刺制作には考慮しなければならない項目がたくさんあります。

    • 制作ソフトの準備
    • 効果的なデザイン
    • フォントの選定
    • アウトライン化
    • ベクター画像
    • 断裁や塗り足し
    • CYMK

    など、まだまだ詳しくいうとキリがありませんが、最低限上記の項目で分からない事があれば勉強しなければなりませんし、実際に印刷すると思ってたよりも…という場合もあるでしょう。
    こだわりを持って名刺を作りたい場合は、制作を任せた方が無難です。

    もし、どうしてもご自身で作りたい場合は、無料のテンプレートなどを使ってみるのもアリかもしれません。その場合、オリジナル性や訴求力には期待できませんが、目的によっては「制作時間をカット」できます。

  5. まとめ|神戸市のWEBデザイン・ORDERweb|オーダーウェブ

    まとめ

    いかがだったでしょうか?今使っている自身の名刺を見て、改善点があるかも?と思われた場合はリニューアルを検討しましょう。名刺は「新しい出会い」にキッカケをくれる優秀な営業ツールです。どうせ作るのであれば、役に立つ名刺にすることで本当のコスト削減にもなるでしょう。

    どうしても名刺制作に迷われている場合は、良ければご相談ください。お力になれるかもしれませんし、他にもチラシやパンフレットなどのDTP制作、ホームページの新規制作からリニューアルまで幅広く対応しています。
    ここまでお読みいただき、ありがとうございました。本記事を参考に名刺について理解を深め、最適な名刺制作を行ってください。